「サンクナース」プロジェクトでは、2020年の「看護師への感謝のメッセージ企画」を機に、シンボルマークを新しくいたしました。
当プロジェクトにご賛同くださった東京工科大学(医療保健学部とデザイン学部を併せ持つことが特徴)が学生に呼びかけ、シンボルマークを募集したところ、学生たちが「命の現場での看護とは何か」「どうすれば看護師さんに感謝が伝わるのか」を深く考え、38のデザイン案と気持ちがこもった言葉を寄せてくれました。
そして、審査の結果、この度の新しいシンボルマークが決定いたしました。
募集から選考、デザイン指導において、同校の医療保健学部とデザイン学部の先生方に多大なお力添えをいただきました。この場を借りて、心から御礼申し上げます。
この取り組みが、患者さんへの直接のケアや、デザインによる課題解決を通じてケアに貢献したいと考える若い人たちの今後につながるものであってほしいと願っています。
【作者である学生さんのコメント】
コンセプトは、『 ありがとうで咲かす笑顔 』 です 。
普段は看護師さんが私たちの笑顔を支えていますが 、 看護師さんにも笑顔を届けたいという想いを込め 、 「花束を受け取った笑顔」をモチーフにしました 。温かいピンクとブルーを使用し、手書きのストロークを残すことで、人に寄り添う優しさを表現しています 。
プロジェクト発足時のシンボルマークも好評でしたが、時代に合わないところ-例えば、次のような点において-が出てきていました。
このシンボルマークは私たちの歴史として大事に心に留めながら、今後は新しいシンボルマークとともに、次の展開に一歩を踏み出してまいります。